【本で学ぶ】仕事のミスを無くす方法!【愚痴あり】
今日はこんな本を読みました。
4月から働き始めた新卒の方も、長年働いているベテランの方も仕事ではミスをしてしまいますよね、、、
自分もそうで、意識しても忘れてしまったり、上司の話を聞いていたつもりでも抜けてしまったり。
なんかもういやー!!!!
ってなった時に見つけたのがこの本でした。
今日はこれを参考にして、ミスの根本から考えてみましょう!
ミスの種類って知ってますか?
ミスには4つ種類があります。
この四つにはそれぞれの”原因”と”対処法”があり、一つ一つ分けて考えることが問題解決に繋がります。
1つ目 メモリーミス
メモリーミスというものは、『上司の指示を忘れる』『物を置き忘れる』などの”記憶する”ということが原因で起こるミスのことを分類します。
このミスは『これくらい覚えていられるだろう』という自分の認識と、『忘れてしまう』という現実のギャップから起きる物です。
リラックスしている時ならまだしも、仕事に追われアタフタした状態の時に判断を誤るのも仕方ないですよね。
この問題解決方法は簡単で、メモをとりましょう。
百回言われましたよね、、、わかります泣
なんで忘れてしまうんだろう、、、
なんて思ってもみんな同じです。忘れる頃にもう一回思い出すと忘れないようになる、と言いますよね?
なら自分の目のつくところにメモを置いて作業方法、作業手順をカンニングしちゃいましょう!!
2つ目 アテンションミス
アテンションミスとは、所謂うっかりミスのことです。
例えば、数字の入力ミスや個数の数えミス、また締め付けなどの日常的に行なっていることのミス。
これは人が”目で見て物事を判断”するのではなく、”脳で見て物事を判断する”ということを理解することが問題解決に繋がります。
具体的には、私たちは急いで仕事をしている時や、
いつも行なっている慣れた仕事の場合ほど、脳を使わない反射のような状態で物事を見ています。
ですので慣れてない仕事、慣れた仕事両方で、
『しっかり意識して確認しよう』と、どれだけ言い聞かせてもミスは繰り返してしまいます、、、
つまるところ、ゆっくり物事をみることが問題解決に繋がります。
ゆっくり見て落ち着いて仕事をしましょうということです。
わかります、、、
ゆっくりしている暇なんてないんですよね、、、
ぶっちゃけゆっくり自分のペースで仕事をして定時で終わる会社づくりをしていない企業が悪いです←w
そんなこと言ってもアレなので、”ゾーンに入る”という言葉を紹介します。
集中しきった状態のことを指し、自分の潜在能力を発揮することができます。
そんなのないでしょーと思うでしょうがルーチンワークを一つ挟むことで入りやすくなると言います。
これをすれば一息つけるという習慣です。
色んなスポーツ選手も、大一番の前には大きく息を吸って集中するじゃないですか?
それが内から不安をなくし、外の決められた動作をするということに集中しやすくなるそうです。
つまり頑張りすぎず、何かする前には慣れた仕事こそ、一旦深呼吸してから取り組みましょう!
3つ目 コミュニケーションミス
これは人との会話から起こる意志疎通のずれによるミスのこと。
ある人が「昨日、渋谷で友人と酒を飲んだ」と話したとする。その際、聞き手は話し手の記憶内容に関係なく、自らの記憶の中から店のイメージや飲み会の様子などを頭の中で補完し「話し手が渋谷で友人と酒を飲んでいる光景」を思い描く。この脳内補完された光景が、話し手が意図するものと異なると、コミュニケーションのズレが生じることになる。
島国で、農耕民族であった日本では共有する情報量が多かったため、細かな指示をされなくても融通を利かせて対応したり、言葉に出さなくてもある程度意思疎通したりできる「ハイコンテクスト文化」を形成してきた。しかし価値観や育った環境が多様化し共有情報が減少していく中、ハイコンテクスト文化の名残を引きずり「これ、よろしく」程度の依頼で済ませてしまうと、コミュニケーションミスは増える一方となる。
引用元;仕事のミスが絶対無くなる頭の使い方
なるべく早くよろしく!とか
これやっておいて!とか
簡単な言葉で済まされることの多い仕事会話でも、相手の意図を考えた上で承認しなくてはいけないんですね、、、
この問題は皆さんの問題だけではなく、伝える側の上司の問題でもあるのですが、、、
自分達にできることは相手の意図を組んだ返事を考えなくてはいけないことですね。
なるべく早く⇨明日納期の仕事だから今日中だな
これやっておいて⇨やった後に他にできることありますか?の一言
なんかで相手の印象も変わってくるのかなと思います。
ぶっちゃけこれはミスというよりも、下手にでて波風立てないようにする方法かもしれません笑
相手の話を分かったつもりになっていないか?自分の都合ではなく相手の都合で考えてみる。というのが具体的な問題解決につながるかもしれませんね!
これで最後!ジャッジメントミス
これは『なんであんな判断をしてしまったんだろう、、、』というミスです。
怒られてから後悔するこのミスは一番応えますよね、、、
ですがこれにもちゃんといた理由があって、それは、
”早い思考”か”遅い思考”かどちらで判断したのか
ということを考えることで解決します。
経験や知識から成り立つ記憶から、直感的で素早い判断を下す”早い思考”には自分の記憶に間違いがあれば判断も間違うというデメリットが孕んでいます。
ですが、意識的かつ論理的な決断をする時に使われる”遅い思考”には早い思考と比べミスが減るというデータがあるそうです。
このことから、意識的にやはり一呼吸置いて考えるべきだ!という結論になります、、、
そんなん分かってますみたいな顔しないで、、、笑
二つの思考があるということを意識して、自分がどちらの思考で決断したのか振り返ってみると自分のミスの原因にも気づけるようになるかもしれません!
一歩引いた自分を知るということ、自分を労わることがミス防止につながる
ミスという大きな括りではなく、4つのパターンに分けて考えることで、それぞれの原因や解決法も理解しやすくなったと思います。
自分もメモは欠かさず取る上に、デスクは付箋だらけですw
メモを取ると要領が悪いなんていう方もいますが(経験あり)うるせー!!!!って言って蹴散らしてやりましょう笑
自分の思考を解析して、よりその場にあった頭の使い方を、できれば感覚で掴めるようになって一つでもミスをなくしていきましょう!